厭世日誌

だなはのいせんじはみしなかみしるく

2014-01-01から1年間の記事一覧

うお座の子

興味の無い事が7割と、後の3割は知りたくもない事で、括って嫌いや苦手にしてしまうのは、勿体無い事だと笑われるのだろうか。触れるのが億劫になるのは決まって同じ時でそうなってしまえば全てを諦めるに他ならない。無理に手を伸ばせば自身が剥がれ落ちて…

嗚咽と朝霧

頭では分かっていても心がついていかない事が余りに多すぎる、それを病気の所為だなんて言ってられないな。 変わりえぬ日々に鬱屈とした侭に蹲っていたって何も解決はしない 時間ばかりを食べ尽くしてしまう。 夜になれば静けさに嗚咽、朝霧に隠されるのは千…

helpless

また少し、久々の更新となってしまった。 クリスマスもクリスマスイブも特にこれと言って目立った事はなく、普通の恋人と私の「生活」に過ぎなかった。寝顔を肴に酒を飲んでいる今は、どうしようもない気持ちで感情が破裂してしまいそうだ。甲類の酒を割って…

言葉のもどかしさ

閉じる日が続いていく。嫌われることが怖くて泣く。掌の隙間から砂が零れ落ちて行くように何もが無くなっていくのを感じている。ごめんなさい、嫌わらないで、と思っても伝えられるのは「ごめんね」だけだ。首筋に痕を付ければ相手を所有物にして仕舞った様…

声を使わないという事

起床したら既に22時をまわっていた。タイトルは関係ない。 少しの焦りを覚えながら、ほんの少し、ジャスミン茶を甲類焼酎で割りながら、写真の編集作業などをしていた。ああ毎日が過ぎるのはとても早いな。 朦朧とした頭で考える事は下らない事ばかりだ。 ど…

ストラテラ、レキソタン、ハルシオン

毎週水曜日に働いていたバーの最終日だった。この場所で出会った沢山の人達が来てくれた事や辞める事に感極まって思わず泣いてしまった。 先日処方されたひと月分の薬を受け取ったのだけれど、7年程の付き合いになる薬達も随分減ったとはいえこんなに多いの…

生活・共有・猜疑

誰かと生活を共有する事や、其処彼処に自分以外の匂いを感じる事はとても新鮮な感覚で、精神の共有だとか思考の違いだとか、「求めていたはずのもの」さえ微睡んでしまう程に、揺らいでいる。 「おかえり」や「ただいま」が有る事さえ、当たり前に感じる様に…

You're my diva

「酒を飲めば好きだと伝えるのは容易だけれど素面じゃあ言えないな、好きか嫌いかじゃなくて一緒にいるんだから嫌いじゃない、ただ、嫌いになるまでここにいてくれとそれだけのこと」 君は可愛い人だ。愛なんて結局ね。必要とされていないことに怯えることも…

傷つけ合うくらいなら

自ら破いたルーズリーフを一枚一枚かき集めるような毎日。おもいだしたりおもいをつたえたり。 遅すぎるなんてことはきっとなくて、具体的、にはいえない、とてもじゃないけど言葉にできない気持ちがあって、ただそれが温かくて仕方ない、抱きしめたい。 抱…

おやすみ

ちょっとした仕草や一言に救われると言うことが最近は多くて、もう一度くらいなら繰り返してもいいかなという気持ちになっている。言葉はいつも難しくて儚くてすぐに消えてしまうからその時その時の情景をずっと残しておきたい。 あたたかいと感じられるのは…

ころすということ

心の問題はとてもむずかしい。感情や心をうまく動かすことができないなんて当たり前だけど、普通の人以上にそれが苦手だ、きっと。 誰かが近くにいることはとても怖くてしょうがない。嬉しくてしょうがない。難しい。矛盾だらけの思考ぶら下げてなにやってる…

グッドバイ

最近は眠る前に一缶、このくらいの時間にビールを1〜3本飲むのが常である。どうしようもない日常は続いてしまう。踏切で、線路を覗き込む。いつでも死ねるという安心がわたしを生かす。「死ぬという選択をできること」は全ての人に与えられた希望なのではな…

人と訃報と中央線

誕生日の前日夜から今朝まで人と一緒にいて、久々に異性と長い時間を気楽に過ごしたなぁとしみじみ。多分、一人でいたらいなくなったあの子と同い年になってしまった途方もなさ、そして誕生日の朝に受けた訃報にどうしようもなく悲しい気持ちになってしまっ…

リーガルイリーガル

休日なのにもかかわらず、昼間は明るいのが怖くて動けないでいて、暗くなってから少しスニッフをして髪の色を少し変えて、それから外へ。相変わらず下北沢。今は煙草、安定剤眠剤で十分だ。お酒をやめてもこんなんじゃあなあ。禁酒して一ヶ月が経とうとして…

肉じゅばんのトロッコ

さがしてもみつからない。酒なんてのみたくない。煙草なんて吸いたくない。誰かが隣にいる永遠なんてありえない。そこに永遠はない。永遠を探して転がり続ける。くだらない肉体に痣だらけの脚で突っ立ってどこへもいけないままぼうっと階段を見上げて、登れ…

ノーテイク

仕事が終わって帰宅。朝は嫌いだけれど朝と夜の間、屋上で吸う煙草は好きだ。今日はワインをいただいた。美味しいのだけれど、ほんとうにもうわからない。美味しいんだ、ありがたいんだ。飲めることもなにも。誰もいない。毛布とベッドと机だけがそばにいて…

ボーイズ・ドント・クライ

アブサンをロックで2杯と缶ビールを三本とチューハイ一本。アブサンの心地よさ。酒はもう惰性でしかなく、好き嫌いで聞かれれば好きだけれどそれすらどうでもいいな。話をしよう。他愛ないものでいいんだ。食べたご飯の話でも誰かの好きなものの話が聞きたい…

机上の空論

目が覚めて、ずっとずっと空白ばかりだ。どうしようもない感情と折れた傘はだれのせいだろ。被害者のふりは楽だろう。自分のせいにしてれば、いくらか楽になるんだろって、しってる。全部知ってたって無意味だろ。虚しくなるのももういいかな。届かない距離…

月光の囁き

部屋から出るのが億劫で 何もしたくないからとただただぼんやりして眠って勉強をしてギターを弾いて、ああ、仕事だと 職場へ向かい 帰って洗濯物をして眠る。そんな日々が続くと、人生とはこんなものなのか?と考えてしまうな。ただただずっと眠い、眠いのに…

墓に唾をかけろ

夜勤を終えて泥のように眠っていた。疲れた。明るい振りはできないな。どうしようもなく灰色で濁った思考しか生まれてこない。楽しかったはずなのに何もないことに気づいてしまった。感情の浮き沈み。なにも怖くない今は幸せだと感じたあとは必ず突き落とさ…

鞄にジャック・ダニエルを

誰かと向き合うために誰かを忘れること、忘れたくないことはどうすればいい?しまっておいて そっと撫でればいいのか、時々引っ張り出すのがいいのだろうか。 何もない。 なぞる記憶はもう擦り減って擦り減らして霞んでいるというのにこれから先に何を見られ…

赤兎馬を二杯

相変わらず眠れなくって、こんな時間。 錠剤、効かない。ほんの少しだけ焼酎を飲んだ。赤兎馬をロックで二杯ほど。久々にお酒を飲めば眠くなるかなあ、なんてのは淡い期待だった。 惰性で飲んでいた日々はもう終わってきっと幸せだなんて思っていた日々も終…

「遮光」

独りよがりで 誰のことも考えられないと言う。感傷に浸る間もなくなにも残らず朝日は誰を照らすこともなくカーテンに遮られてしまう。どこへも行けないのならどこにも行かなければいい。 額と額で会話をしようとしたって 伝わるはずもなく一つだってわからな…

禁酒6日目

禁酒をしてから6日が経った。 惰性で酒を飲んでいた日々に反省をしつつも、どうしてもやはり飲みたくなってしまう。飲んではいけない。暗示をかける。 この部屋のカーテンは遮光率が低い。この時間にはもう、部屋は明るく、眠れそうにない。 朝が嫌いで夜も…

人になりたい なれない

朝起きて二錠と昼過ぎに一錠、そして今、一錠。驚くほどに効かない。 昔の云々で耐性がついてしまっているのかもしれないけれど、薬なんかを数錠飲んだってどうこうなるわけがないのだ。 頭がぼうっとして、外は嘘を嘘を付く人ばかりどこへいっても怖い人ば…

「群衆」

心療内科なんてのも久々で、戸惑う。 昨日は内科、今日は心療内科、と、仕事へ行く前に少し点滴。 薬を飲んだところでどうにかなるもんじゃないのはわかってる。性格はきっと治らない。 ありがとうね、お疲れ様ね。 新宿は疲れる。 人が多くてグラグラしてし…

風の音とあなたについて

ああ、あの時の笑顔はちょっとよかったな、思い出してくすぐったくなる。熱も上がる。「今が無い」と、手探りで探ったところで何も出てこない。過去を思い返すばかり。 洗濯物は溜まって行くしどうしようもない日々だ、どうにかしてくれよなんて責任を課すの…

羽蟻

何も届かない場所は気が楽だった。その数日ももう、終わってしまう。明日からは仕事が始まる。 嫌わないでくれ。 酒を飲むのをやめろというのなら、今度こそやめよう。流れ出るのは青い血がいいというのなら、絵の具でも流し込むから、お願いだから誰も嫌わ…

おしゃれグルメさん

家に帰る前に猫に触れる。 私の指先を前足でつかんで、舌で舐めている猫をぽけっと見ていた。 猫よりも犬の方が好きだ。 微笑みよりももっと些細なものでいい。少し表情が緩むような、そんな瞬間が欲しい。あったら疑ってしまうのだろうけど、誰もが頷くよう…

五月の風は生ぬるく冷たい

眠れない、あまりに寒い。寒帯の反対はなんだ。風が唸る。静かにしてくれたら、リンゴを漬けたブランデーを一杯分けてあげる、お願いだから責めないでくれ。どうして生き延びているのか、意地だけかもしれないな。どうして生き延びているのか、誰かの犠牲の…