厭世日誌

だなはのいせんじはみしなかみしるく

傷つけ合うくらいなら

 

自ら破いたルーズリーフを一枚一枚かき集めるような毎日。おもいだしたりおもいをつたえたり。

 
遅すぎるなんてことはきっとなくて、具体的、にはいえない、とてもじゃないけど言葉にできない気持ちがあって、ただそれが温かくて仕方ない、抱きしめたい。
抱きしめて伝わるかはわからないけど、くだらないこんな場所でも分かり合えたらそれはとっても素敵なことだと思う。
 
そばにいる人の寂しさを埋め尽くしたい。綺麗事でもなんでもなく。
月並みな言葉だけど、たぶんこれは「好き」ってやつだ。少し照れ臭くって、安心する。不思議な感じ。
手を鳴らすだけでこっちだよ、って曲がり角をこなしていける気さえする。
 
頬と頬を合わせておもうのは、クソッタレな事象は右手で全部ぶち壊すけれど、左手では撫でていたいなってこと。
 
ほつれないように丁寧に縫う。
 
わたしが死んだら棺は鎖で繋いでおいてくれ。