厭世日誌

だなはのいせんじはみしなかみしるく

2015-01-01から1年間の記事一覧

しねよくず

影を探していた。どこへいるのかわからない感覚/繋がっているのに集中できず別れを考えた、寝顔が愛おしくなって、我に帰って、休日はただただ眠り、毎日を過ごしていた。咥え煙草で俯いた時のシルエットがまだ、焼き付いている。 頭の中何度も反芻して浮か…

18歳の頃のメモより

おもちゃ箱は何時の間にやらガラクタだらけになってしまった様で、大人になるだとか子供だとかはどうでも良くてただただ悲しい、灰まみれになってしまった記憶や、忘れてしまった遊び方 もう少しくらいは煌めきだとかを取り戻せたっていいんじゃないか。 見…

オーバードーズ

久々に少し多めに薬を飲んで頭がふわふわと揺蕩っている、水の中にいるようなそれは非常に苦しく心地がいい。少しくらいの処方薬じゃ救われないのはいつもの事で、いつになったら救われるのだろうかと、いつになれば終わるのだろうかとずっとずっとまってい…

海辺のgoodbye

久々に撮影をしてきた。 薬の副作用は相変わらず酷いものの少し落ち着いてきたような気がしている。 どうにも変わらない日常とは裏腹に、作り出すものは優しさを帯びてきている様な気がしていて正直なところ戸惑っている。

揺蕩う

一日一日が過ぎていくのが、とても早い。そこにあるようでなにもないよう。淡々と過ぎてゆく日々はどうしようもなく絶望であなたはどうして笑っていられるのだろう。怖いと感じるのはそばにいる人ですらで、ほかの誰かも怖いし街を歩く人々も怖い。薬の副作…

生活について

薬の種類がまた一つ、増えてしまった。 飲酒を止めてからもう既に7日が経ったらしい。飲酒欲求はもう既に皆無に等しくなっている。 仕事は三週間程休みを貰い、今は地に足の着いていないような、揺蕩うばかりの生活をしている、生きているのか死んでいるの…

青猫

大切な物は片手で数えられる程しか持っていないのに、余計な物や事ばかりが頭の中に流れ込んでくる為とうの昔に頭中は浸食され 何も考えられなくなってしまった様で。焦燥感に苛まれたのなら、指先で何度も読み返した本の文字や写真を一つ一つ摘んでいる。 …