厭世日誌

だなはのいせんじはみしなかみしるく

無題 深夜

わけもなく、死にたいなどと馬鹿なことを想う夜がある。ブルーライトが目に滲みる。自分が自分でないような感覚。結局また、置いていかれる、最後には一人立ち尽くして、そこにいるのはわたしじゃない。とろとろと眠りかけたノウミソ、流れるアオ、何もできない身体に価値など一つだってない。思考停止は必要ない。ただの重荷、他人の行為を食い尽くす怪獣、懐柔、かいじゅう。死にたい?どうしようもなく。死にたい。息をすることはあまりにも残酷だ。他者を犠牲にしてまで生きる意味はあるのだろうか、あると信じたい。感性だけでは生きてはいけぬ。おやすみなさい