厭世日誌

だなはのいせんじはみしなかみしるく

オーバードーズ

久々に少し多めに薬を飲んで頭がふわふわと揺蕩っている、水の中にいるようなそれは非常に苦しく心地がいい。少しくらいの処方薬じゃ救われないのはいつもの事で、いつになったら救われるのだろうかと、いつになれば終わるのだろうかとずっとずっとまっている。心の問題も頭の問題も生活の問題ももうたくさんだ。

あなたがいるからせめて、せめてもの救いになっているのに追いつめているのは私なんじゃないか。あなたが苦しいのは私と一緒に生活しているからじゃあないのか。そんな思いがぐるぐると頭の中を巡っている。腕を切ってしまいたい。切ったらきっともっと追いつめてしまうだろう。すぐにばれてしまうよね。今日だってかえってきたらきっと呆れられるに決まってる。薬を処方量以上に飲んだ時点で私は彼を追いつめてしまっている。分かってる。分かってるのに、苦しくてしょうがない。生きるのは難しい。呼吸をするだけで精一杯で、呼吸をすることすらままならなくて、誰か助けてくれよ。

お酒が飲みたい。腕も切りたい。カッターは無い。

仕事もひと月以上休みを貰ってなにをしているんだろう私は。何をしているんだよ本当に。何がしたいんだよ。死んでしまえば良いのに。ベッドから動けないだなんて、日常の処方薬でふらふらするからだなんて、ただの甘えだ。他人に迷惑をかけるな、クソが。どうしたって死なせてくれない。どうしたって、外は怖い。コンビニにいくのでさえも、怖いのに、この先どうして生きていけば良いのか、もう分からなくなってしまった。

助けてくれ。他力本願だといわれても、そう祈って踞るしか無いんだよ。