厭世日誌

だなはのいせんじはみしなかみしるく

「遮光」

独りよがりで 誰のことも考えられないと言う。感傷に浸る間もなくなにも残らず朝日は誰を照らすこともなくカーテンに遮られてしまう。どこへも行けないのならどこにも行かなければいい。

額と額で会話をしようとしたって 伝わるはずもなく一つだってわからない、誰なのかもわからない。どうでもいい被害妄想 後悔 杞憂であれ
パソコンの光が煩わしい 毛布だってもういらない。
 
平等に降りかかるはずの幸福には差異があり、自分に降りかかる幸福は幻想で こんなもんか こんなもんなのか、あまりに小さすぎて唖然としてもこれが生活です。