厭世日誌

だなはのいせんじはみしなかみしるく

禁酒6日目

禁酒をしてから6日が経った。

惰性で酒を飲んでいた日々に反省をしつつも、どうしてもやはり飲みたくなってしまう。飲んではいけない。暗示をかける。
この部屋のカーテンは遮光率が低い。この時間にはもう、部屋は明るく、眠れそうにない。
朝が嫌いで夜も嫌いで全部嫌いだ。
その癖に愛されたいし誰かにそばにいて欲しい。
ごめんね、ごめんね、自分のせいにしていれば楽だから、ごめんね、と反芻する。思い出が擦り切れてしまいそうだ。
16時から朝5時まで仕事、気が重い。
部屋にいたって何もできなくて何の為に生きているのかもわからない。
酔っ払いの相手をして、あはは、なんて上辺で笑ってお金を稼いで稼いだお金もどうすりゃいいのかわからない。家賃と光熱費通信費、あとはお酒と煙草でしょう。
作品撮りしなきゃ、入稿しなきゃ、ああ、でもそんなのがなんの役に立つっていうんだろう。
「しっかり」していれば、でもね、強い人間になんてなれる気がしないんだよ。

どうして生きて行けばいいんだ。みんな平気な顔して電車に乗って素面で笑って頭がおかしいんじゃないか。
なにもないよ、ここには。
 
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