厭世日誌

だなはのいせんじはみしなかみしるく

赤兎馬を二杯

相変わらず眠れなくって、こんな時間。

錠剤、効かない。ほんの少しだけ焼酎を飲んだ。赤兎馬をロックで二杯ほど。久々にお酒を飲めば眠くなるかなあ、なんてのは淡い期待だった。
惰性で飲んでいた日々はもう終わってきっと幸せだなんて思っていた日々も終わって、それでもどこかで期待をしている。
ああでもやっぱり、気を抜けばお酒に溺れてしまいそうだ。ストッパーがないと駄目だ。こんなんで生きていけるか?
いやいや今生きてるよなあ。
死んでるのと変わらないんじゃないか。
 
青い錠剤は全く効かずで 何と無く髪の毛の色を抜いて 明日は仕事で、こうして何もせずに生きていく。息をしていれば生活なのだろうか。普通の人間には程遠いよ、せめてここに温もりがあれば少しは穏やかに眠ることができるだろうに。
どうしてうまくいかない。
 
うまくいかないことを嘆いてばかりだから駄目なんだってのはわかってる。
毛布が生暖かい。目を閉じれば、少しくらいは眠れるだろうか。会いたい。みんな嫌いでみんな好きだ。白緑の子たちと薄紫色の霧に埋れてしまいたいね。