厭世日誌

だなはのいせんじはみしなかみしるく

嗚咽と朝霧

頭では分かっていても心がついていかない事が余りに多すぎる、それを病気の所為だなんて言ってられないな。 変わりえぬ日々に鬱屈とした侭に蹲っていたって何も解決はしない 時間ばかりを食べ尽くしてしまう。

夜になれば静けさに嗚咽、朝霧に隠されるのは千切れた紙切れ、一つ二つ三つ、青い錠剤並べて眠る、噛み砕いてしまったのなら、不安定に沈むのみ。

何でもいい、もう私は息が詰まってしまったから "早くに終わらせてくれ"、それは、変化も面白みも無く淡々とした 一人間の物語の終わりを思い浮かべる度に、せめての希望として願う唯一なのだろう。

中途半端な幸福と欲求で今日も矛盾を撫ぜては嘆くのみ、最低だ。最低だよ。 生活の果てに待つものは無いと知った、現実は頭で考えられる範囲の事ばかり。面白い事無いかなぁだなんて他力本願なものだから、私は何時まで経っても欲求不満を抱えたままなのかも知れ無いな。

時計の音に焦燥感は加速し、何も出来ぬ侭の日々を恨む、自身ですらも。 何だかんだで呼吸も日々も続いていくのだろう。淡々と過ぎて行く時間を目で追って 気がつけば朝。それでいいらしい。午前3時半の空気が一番好きだ。

今日は裸足のまま眠ろう。熱が下がらない夜に。おやすみ。