厭世日誌

だなはのいせんじはみしなかみしるく

明滅する自由

この部屋からは星が見えない。口笛。日中は美容院へ行った。秋頃から伸ばしていた髪を短く切って、少し心も軽くなった。五年ほどカットをお願いしていた美容師さん、妊娠したらしく来月で退職してしまうとのこと。お腹の中にもう一人の命が入っているだなんて!神秘的で、奇妙で、少しこわい。美容院を出て、図書館へ向かう。読み終えた本二冊を返却する。今日はそれくらい。帰ってきてしたことといえば、アイスティーを作っておくこと、スープとサラダを作ること、浴室の掃除、水出しコーヒーの準備。それくらい。掃除は控えめ。最近は気力がなく、シャワーで済ませてしまうことが多い。本当は自律神経のためにも、しっかり入浴するのがいいのだけれどしょうがない。一週間ほど前、突然両手に現れた、多形滲出性紅斑は少し良くなってきた。ひとあんしん。眠くて眠くて、何も書くことがない。おやすみなさい。良い夢を。これから生まれ出る全てのいのちに幸あれ