厭世日誌

だなはのいせんじはみしなかみしるく

揺蕩う

一日一日が過ぎていくのが、とても早い。そこにあるようでなにもないよう。
淡々と過ぎてゆく日々はどうしようもなく絶望であなたはどうして笑っていられるのだろう。
怖いと感じるのはそばにいる人ですらで、ほかの誰かも怖いし街を歩く人々も怖い。
薬の副作用で口の中が乾いても薬で落ち着くことはない。歩くのですら困難で手は震える。薬を飲まなくては生きていけない自分を恨む。
わたしを信じてるよっていってくれる人に猜疑心を抱いてしまうなんて最低だ。
東京に来てからもう随分経った。
今日も生きるのがとても億劫で、ただ少しの幸せを感じていているうちに死にたいだなんて考えている。